赤ちゃんや子供の場合は、過度に泣きすぎてしまったりした場合でも酸欠症状を発症する可能性があるので喘息の発作時は特に注意が必要です。
これは長時間勢い良く泣き続けた場合、体力の消耗も激しく、チアノーゼ症状の発症を招く危険性も高まるためです。
酸素を吐き出し続けるような息を吐く間隔、スパンが明らかに長い泣き方をするようであれば要注意と考えます。
子供は実際にこれだけでも酸欠を起こしてしまうケースがあるのですね。
赤ちゃんや乳幼児…
◆赤ちゃん・乳幼児の酸素欠乏症の原因(⇒続きを見る)
特に夜鳴きが激しい子供で喘息や気管支の持病をもっている場合は親が細心の注意をはらいながら見守る必要があります。
赤ちゃんや子供の酸素欠乏症の原因には泣き続けてしまうことが原因のひとつとなっている点を把握しているケースは少ないのでママ…
◆喘息発作時は起座呼吸の方が負担が少ない(⇒続きを見る)
喘息などの持病などがない場合でもチアノーゼ症状が発症するケースは以外に多くあります。
乳幼児や赤ちゃんの場合で特に多いのは呼吸困難症状が一定時間続くことでチアノーゼが指先の爪や唇に発現するケースです。
自分の我が子が初めてチアノーゼを発症した場面を見た時はさすがに動揺しましたが、乳幼児の場合は冷静に状況を確認し対応することが重要です。
考えられるチアノーゼの原因…
◆赤ちゃんがチアノーゼ症状を発症しやすい主なケースと対応法(⇒続きを見る)
赤ちゃんの鼻の穴はとても小さく、また新生児の場合呼吸の9割型は鼻呼吸で行っております。
その為、鼻がつまると比較的早期に呼吸困難状態へ陥る可能性があることはしっかり把握しておかなくてはいけません。
※新生児赤ちゃんの呼吸は9割型鼻呼吸である
喉が詰まるケースでは母乳やミルクが上手に飲みこめていないケースや過度に母乳を吸い続けている場合などにチアノーゼ症状…
◆喘息発作時の動脈血酸素飽和度数値の目安(⇒続きを見る)
赤ちゃんの場合は前項でも解説したとおり夜鳴きが続く場合でも粘り強く対応してあげることが大切です。
尚、一通り泣いて落ち着いてきた場合は続いて縮小している気管支の拡張を行うことが重要となってきます。
持病で喘息を持っている場合は気道を拡張する作用をもつ薬剤を処方されているケースが多いはずです。
小学生以上の子供であれば持ち運び可能な小型吸入器なども1回の吸引で2回までの使用が認められています。(但し担当医師によって異なるケースもあるため必ず自分の担当医師の容量に従うこと)
慌てて病院へ行っても病院へ着くまでの時間…
◆赤ちゃんがチアノーゼ症状を発症しやすい主なケースと対応法(⇒続きを見る)
自分で行える対処法を実践し落ち着きを取り戻してきた場合。
この際に顔色も血の気を帯びた薄いピンク色にまで戻ってくるようであれば、病院へ行くよりも安静を保ち経過を観察した方が良いケースもあります。
発作時の観察点としてのポイントは大きく2箇所。
一つ目はやはり顔色などわかりやすい血色の変化を観察すること。
そしてもうひとつは指先の爪の色を確認…
◆看護のポイント(⇒続きを見る)