タンパク質分解酵素の種類

rna分解酵素・アルコール・脂肪・DNA・グリコーゲン・アクチニジン・アセチルコリンなどのたんぱく質分解酵素の種類・作用・働きの解説

◆タンパク質分解酵素の種類(もくじ)

◆グリコーゲン分解酵素の欠損による病気のひとつが糖原病

 運動時の主要エネルギー源となるグリコーゲン。このグリコーゲンを燃焼させる際に生理分解の働きをもつ酵素がグリコーゲン分解酵素です。

【グリコーゲンはエネルギー源最後の砦】

 グリコーゲンは糖質から生成される人体のエネルギー源として知られております。

 体内にとりいれられた糖質(ブドウ糖)は、体内でグリコーゲンへと変換され主に筋肉や肝臓に貯蔵されます。

 蓄えられたグリコーゲンは空腹時には逆にブドウ糖へ還元されて燃焼する事で生命活動を維持します。

※筋肉と肝臓はグリコーゲンの貯蔵庫である

 グリコーゲンは運動過程においてはグリコーゲン分解酵素によって分解、燃焼されながら有能なエネルギー源として活躍します。

 運動によって消化しグリコーゲンが不足すると肝臓に貯蔵されていたグリコーゲンが予備燃料となって燃焼する仕組みです。

◆グリコーゲン分解酵素の欠損と糖原病

 グリコーゲン分解酵素が不足すると、体内のエネルギーの源となるグリコーゲンの燃焼及び消費活動が機能しなくなってきます。

 またグリコーゲン分解酵素の減少や働きの低下などによって体内のグリコーゲン貯蔵量が蓄積しすぎると体調を崩すことにもなる為注意が必要です。

 グリコーゲン分解酵素の欠損によって発症する最も有名な病気のひとつが糖源病です。