最近なんだかトイレが近くなってきたように感じる。尿意を感じたらおしっこを我慢するのがとても辛くなってきた。妊娠・出産後からどうも頻尿症状を発症しやすくなったように感じる。女性特有の排尿トラブルは決して珍しいことではありません。ここでは女性に多い排尿トラブルの原因を探ります。
【女性に見られる頻尿をもたらす主な3つの原因】
最近トイレが近くなったと感じ始める女性は30代・40代・50代と徐々に増加してい傾向にあります。
女性の排尿のトラブルを引き起こす原因には大きく3つの種類の原因が考えられます。
ここではひとつずつ女性のトイレが近くなる原因について確認しておきましょう。
女性の膀胱炎は実はとても身近な病気の一つです。
特に女性は男性と比較すると尿道がとても短いこともあり細菌が尿道から侵入し膀胱に到達しやすい事もあり膀胱炎を発症しやすくなります。
膀胱炎の症状としては排尿時の痛みや血尿、そして頻尿症状があげられます。
特に年代を問わず発症する可能性のある疾患が膀胱炎です。
過活動膀胱とは、その名前からも推測できるように、膀胱が過剰に活動してしまう排尿器官の病気です。
膀胱は腎臓の糸球体でろ過され尿細管で再吸収されなかった残りの原尿が送られてきた尿を溜め込んでいます。
そして400ml程度まで膀胱に尿が蓄積されると尿意を催し体外へ排尿する仕組みとなっておりますが、過活動膀胱を発症すると100ml程度の尿が溜まると尿意を感じるようになります。
過活動膀胱の診断では
●尿意切迫感
●頻尿
●切迫性尿失禁
の有無を確認し診断の判断材料とします。
女性に限らず排尿をコントロールする補助として働くのが腹筋群です。
腹筋力の低下現象や、尿を漏らさないように尿道を締める機能などが何らかの原因で失われると頻尿症状を発症したり尿漏れを起こすことがあります。
妊娠経験者に特に多くやはり女性に多く見られる疾患のひとつです。