関節リウマチは合併症を伴う軽視できない疾患ですが知り合いや親戚など割りと身近な範囲でも関節リウマチを発症している人が一人はいるのではないでしょうか?これは関節リウマチが世界的にも全人口割合に対して比較的発症率の高い疾患であることが関与しております。
関節リウマチのイメージとしてはどちらかと言えばご年配のおばあちゃんに多く見られるようなイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
関節リウマチは男女ともに発症する疾患ではあるのですが、女性の発症率は男性の約3倍程度と圧倒的に女性に多く発症する傾向がある点は代表的な特徴のひとつです。
また年代的には40代~60代の関節リウマチの発症が最も多い比率となっております。
※女性の発症確率は男性の約3倍
関節リウマチは日本に限らず世界的にも多く確認されている自己免疫性疾患です。
関節リウマチは世界的には全人口の約1%程度(老若男女すべて含めて)もの高確率で発症している疾患であるとされていることからもその比率の高さが伺えます。
尚、自己免疫性疾患である関節リウマチは医学的に完全に発症原因が解明されている訳ではありません。
幾つかの有力な治療法などは確立されてきておりますが、未だ尚、未解明部分の多い疾患でもあるのです。
今後の医学の進展によってより効果的な治療法が開発される事が期待されております。