指関節の炎症症状がある程度進行しているケースではばね指の手術を検討していかなくてはいけないケースも出てきます。ここでは病院の診察を受ける前に確認しておきたい手術に関する知識と手術費用などの具体的な確認事項を見ていきます。
【手術の病院の選び方について】
狭窄性腱鞘炎(ばね指)の手術を検討する場合、病院はどのように選ぶ事が大切でしょうか?
病院の選び方のポイントは、事前の診察時に
・どのような手術をおこなうのか?
・どのような手術が適切か?
・現在の自分の進行状況はどの程度なのか?
という点について、具体的にしっかり説明をした上で、手術を進めてくれる病院かどうかです。
狭窄性腱鞘炎(ばね指)の場合は、保存療法での完治率が非常に低いのが確かな現状です。
その為、医師側も患者側も「手術しかないな・・・」という思いを常に持っている傾向があります。
しかし、例えそうであったとしても、発症の原因や症状など、手術前の段階で細かく説明してくれる医師はやはり安心です。
狭窄性腱鞘炎(ばね指)の手術費用は決して高額ではありません。
「狭窄性腱鞘炎の手術」の医療点数は2050点と定められており、医療事務計算では1点=10円ですから、実際の手術費用は
※2050点×10円ー20500円
となることがわかります。
保険の適用もある為、個人で負担する実費は数万円程度と手術費用としては軽い自己負担で済みますし入院の必要がない日帰り手術が行われているケースが大半です。
その点もあるのか説明をせずに「手術しかありませんね・・・・」と手術検査にすぐに入るケースが多いのも現状なのですね。