ばね指症状は進行性をもつ指の腱鞘炎です。今現在の自分がどの程度の進行状況にあるのかについてある程度の目安を自分の症状から確認することが可能です。ここでは初期段階・中期段階・末期段階における3つの段階に分別する自己診断方法を確認します。
【症状の自己診断方法について】
ばね指の現在の症状から、自分の進行状況を自己診断する方法をご説明しますね。
ばね指は、医学的に3つの段階によって進行状況を症状別に分ける事が出来ます。
最も軽い症状が「初期段階」、そして発症後数年以上経過しているケースが「中期段階」です。
この段階までは、基本的に保存療法による治療も可能です。
そして、最も深刻な「末期段階」になると、痛みは日常的に訪れるようになります。
この段階では、治療に関しては手術療法による治療以外に回復は見込めません。
現在の自分の進行状況がどの段階にあたるのか?について、一度自己診断をしてみる事をお勧めします。
・指の跳ね返りが微弱
・指を動かすときのみ痛みを発症
・親指の付け根などに違和感
※日常生活レベルでは支障をきたさない段階です
・曲げた指が戻りづらい
・指の跳ね返り症状を発症
・指の屈伸が困難
・痛みがやや強い
※日常生活にも徐々に支障をきたし始めます
・指の屈伸が全く出来ない
・自力での指の運動が出来ない
・無理に動かすと激痛が走る
※日常生活にかなりの支障を及ぼす状況です。
末期段階では、残念ながら完全な治療を行うには手術療法以外の治療方法では回復が望めません。
この症状まで進展している場合は必ず早期に医師の相談を受けましょう。
以上が、症状別の自己診断方法となります。ご参考になりましたか?