ばね指の治療を開始した場合、どの程度の期間で症状は完治するのでしょうか?症状が改善するまでの治療期間の目安と再発予防の重要性について確認していきます。
【完治までの治療期間について】
ばね指の治療では、完全な回復、症状の改善までには数年の期間が必要となります。
これは、保温療法においても、手術療法においても同様です。
しかし、関節の痛みに関しては、手術の場合は、手術後数週間で痛みは驚くほど消えていきます。
これは、痛みの原因である腱鞘の状態が改善される事によって、過度の炎症が抑えられるようになる為ですね。
近年では、「関節鏡」などを用いる内視鏡手術なども徐々に普及し、日帰りでも手術が可能となった為、日常生活の向上を考え初期・中期段階であっても手術を検討する方が増えてきました。
但し、指の関節障害は、再発の可能性も高い事から、やはり完全な治療に関しては
・日常生活の改善
という根本的な部分から改善していく必要があります。
その為には、再発をしないように正しい予防方法を身につける事が大切ですね。